シックボーとはサイコロを使って行うカジノゲームの1つで、大小(タイサイ)という名前で呼ばれることもあります。
主にアジア地域で行われることが多いゲームになります。
カジノではテーブルゲームが数多く行われていますが、その大半はトランプを使ったカードゲームです。
シックボーは、テーブルゲームの中でもカードを使わない数少ないゲームの1つになります。
また、日本ではサイコロを使って丁と半を当てる賭け事が行われてきました。
テレビドラマの時代劇などで、賭場のシーンを見た事がある人もいるのではないでしょうか。
それもあってサイコロを使うシックボーは日本人にも馴染みやすいゲームと言えます。
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シックボーのルール解説
シックボーでは、1個から3個のサイコロを使用します。
ルールはとても簡単で、サイコロの出た目を予想するというゲームになります。
サイコロは最初から容器に入っているので、サイコロに不正をすることは出来ません。
サイコロは重りを付けたりして不正する人もいるので、そういった不正を防止しています。
日本のサイコロを使った賭博では、丁(偶数)か半(奇数)を当てるゲームでした。
とても分かりやすいルールと言えます。
シックボーの賭け方
それに対してシックボーには、幾つか賭け方があります。
●サイコロの数の大小を当てる
まずサイコロの数の大小を当てる賭け方があり、出目の合計が10以下であれば「小」となります。
11以上の場合には「大」となる仕組みです。
ただし、出目が「1-1-1」といったゾロ目になった場合には、大小に賭けていてもゾロ目には賭けていないので負けとなります。
●サイコロの出目の合計を当てる
それから3つのサイコロの出目の合計を当てる賭け方もあります。
3つのサイコロの合計値は、3から18となります。
ただし、「1-1-1」となった場合にはゾロ目となるので、4から18に賭ける必要があります。
その配当は合計値によって異なります。
その合計値になるパターン数が異なるので、数字によって出やすいものと出にくいものがあります。
例えば、10という合計値の場合には、いくつものパターンが考えられます。
「1-3-6」もありますし、「2-4-4」などもあります。
その反対に合計値が4の場合には、「1-1-2」のパターンしかありません。
つまり、合計値が4の方が当てるのが難しいといえrます。
その分、配当が高くなっています。
●サイコロの出目を当てる
そして、サイコロの出目を当てるという賭け方もあります。
1つ的中した場合には1倍で、2つ的中した場合には2倍、3つ的中した場合には3倍になります。
この場合にはゾロ目が出た場合も配当をもらうことができます。
サイコロの出目を二つ当てるダブルベットとペアベットという賭け方もあります。
ダブルベットは、サイコロの出目のうちの2つがゾロ目になる事に対して賭けを行います。
ペアベットは、出目が2つとも違う組み合わせを当てるものです。
●ゾロ目を当てる
そして、ゾロ目を当てる賭け方もあります。
それにも2種類あり、1つはトリプルベットと呼ばれる最も倍率の高い賭け方になります。
ゾロ目となる数字を指定して賭けるもので、的中した場合の配当はシックボーの中では最大です。
●エニートリプル
それからエニートリプルという賭け方もあり、これは単にゾロ目が出ることに対して賭けを行うものです。
トリプルベットのように数字を指定する必要はありません。
トリプルベットよりは配当は低くなりますが、トリプルベットに次ぐ配当がもらえます。
まとめ
日本で行われていた丁半よりも最初は分かりにくいと感じるかもしれませんが、賭け方が色々あるので高額配当を狙うことができます。
他のテーブルゲームをしていて、ちょっと飽きてしまった場合のスパイス的な要素としても楽しめます。
サイコロを使っているので、時代劇気分も味わえるでしょう。